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哲学いろいろ

《オホクニヌシ‐スセリヒメ》類型

――《エロス的人間》――
《〔イヅモの〕オホクニヌシ‐〔越(こし)の国の〕ヌナカワヒメ》関連
という政治経済学的な支配関係の類型
《オホクニヌシ‐スセリヒメ(嫡后)》対関係が それとは別個に 
《オホクニヌシ‐〔因幡の〕ヤガミヒメ》関係
《オホクニヌシ‐〔高志(こし)の国の〕ヌナカワヒメ》関係 その他
《オホクニヌシ‐〔胸形(宗像)のタギリヒメ / カムヤタテヒメ / トリミミノカミ》ら
(これらは 実は 原形としての共同体関係をも すなわち単純には ムラとムラとの結婚なるインタムライスムとして 内包しているのであろう)

 
・《光源氏‐空蝉》なる対関係――ナルキッサ空蝉批判――
・《光源氏‐夕顔》なる対関係―― 一夫一婦という対関係理念――
・・ 夕顔の系譜としての浮舟論――
・《光源氏藤壺》なる対関係――《観念の資本》の動態的過程――
・《光源氏‐明石の君》なる対関係――観念の資本の《世間(差別)》形態――
・《光源氏‐紫の上》なる対関係――家族:《観念の資本》の核(かまど)――

《観念の資本》とは 共同観念(ナシオナリスム ないし ムライスム)のことを言います。その領域一杯に つまり国家なる社会形態いっぱいに 広がって 政治的にも行動するのは 《光源氏藤壺》なる対関係類型です。それは それとして 面白いかも知れません。