Nature or Nurture
デイヴィッド・S・ムーア:遺伝子神話の崩壊(David S. Moore: The Dependent Gene:the fallacy of Nature vs. Nurture)http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=30&sitem=%A5%C7%A5%A4%A5%F4%A5%A3%A5%C3%A5%C9%A1%A1S.%A1%A1%A5%E0%A1%BC%A5%A2
池田清彦・池田清美訳 徳間書店
日経 2005・11・27読書欄(21面)
《遺伝子決定論を退け 環境との相互作用を説く》とのこと。――《発生システム的見解》。
《病気の遺伝子を持っていても それが発現するかどうかはそのときの条件(環境)によるし 適切な介入 処置によって防ぐこともできる》という。
《一例として遺伝病のひとつであるPKU(フェニールケトン尿症)をあげている。PKUの発症を防ぐには 遺伝子治療よりも食事療法がはるかに確実 という指摘はうなずける》(評者・中村雅美)。
その他その他。
- 2006年1月23日の記事:《後天的な性質も遺伝する》を参照。