caguirofie

哲学いろいろ

スサノヲの大いなる苦悩

社会の第二階アマテラスの圏域が いまでは 当然のごとく われわれを主導している状態である。


頭で立っている。

この逆立ちは 社会といった総合的な全体が先にそうなったからなのか 一人の人においても 現われているようである。


むしろ 欲望としてのあたま ひとことで 金と色の支配という観念が われわれの頭を支配し この頭で立っているとするなら われわれ個人も 倒立している。


この転倒――スサノヲとアマテラスとの関係として 転倒だと考えられる状態―― これが たとえば 《いじめ》の問題においても 大きな位置を占めているようなのだ。


その主要な原因であると考えられる。