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哲学いろいろ

三一性の図式

 ◆ (創世記1:27) 神はご自分にかたどって人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
 ☆ この内容を図式において示すかたちです。

 ○ (ひとと社会の成り立ちについての図式) ~~~~~~~~~~~~~~~~

 光のたとえ・・・・・・・・・光(光源・・・・・・発耀・・・・・明るさ・暖かさ)
 三位一体なる神・・・・・神(父なる神・・・子なる神・・・聖霊なる神)
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  スサノヲ市民( S )・・・アマテラス公民( A )
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 身体〔の運動〕・・・・・精神・概念(記憶・・・・・知解・・・・・意志)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・↓・・・・・・・ (↓・・・・・・・↓・・・・・・・↓)
 [S者/S圏]
 個体・・・・・・・・・・・・家  族 ( 秩序・・・・・労働・・・・・・愛)
 社会主体・・・・・・・・自治態勢(自治組織・・〔生産〕・・共同自治
 経済主体・・・・・・・・生産態勢(組織・・・・・・生産・・・・・・・経営 )
 政治主体・・・・・・・・・↓ ・・・・・・・↓・・・・・・・・↓・・・・・・・・↓ 
 [A者/A圏] ・・・・・・・↓・・・・・・ ・↓・・・・・・・・↓・・・・・・・・↓
 社会科学主体・・・・・社会形態(社会組織・・経済活動・・・政治 )
  〃・・・・・・・・・・・・・(国 家 : 司法・・・・・立法・・・・・・・行政 )
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 ☆ もう一つには イエス・キリストの存在について つぎの命題です。

 ○ イエスは ヨセフとマリアから生まれたひとりの普通の人間である。このイエスが 人間であると同時に キリストと呼ばれる神――神の子であり みづからも神――であった。

 ○ 言いかえると まづ三つの位格(ペルソナ)が一体であるという意味は 上に光のたとえで説明しましたが そのとき 一つひとつのペルソナは ほかのペルソナと等しい。ということが 大事です。
 子の父は 父の子および聖霊とそれぞれ等しく 父の子は 子の父および聖霊とそれぞれ等しく 聖霊は 父および子とそれぞれ等しい。また それぞれのペルソナは その一体なる全体とおのおの等しい。
 無限の三分の一は 無限です。

 ○ 弟子たちでさえ 十字架にはりつけになってさらには復活して現われるまで イエスが何ものであるかを知らなかった。だから イエスの生前のことがらを書くときに いくら復活のさらにあとで書くと言っても 初めから《イエスは 人間であり同時に神であった》とは書けなかったか もしくは わざと書かなかったかだと思われます。

 ○ ただし《人の子》という呼び方のほかに 《神の子》だとも書いている。
 ▼ (ヨハネ福音1:15-11) ~~~~~~~~
 はじめに ことばがあった。
 ことばは かみとともにあった。
 ことばは かみであった。
 このことばは はじめに かみとともにあった。
 すべてのものは これによってできた。・・・
〔このことばは〕世に来た。かれは世にいた。・・・かれは自分のところにきた・・・。


 ・・・父の独り子・・・。
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 ☆ この《ことば》が 神の子キリストです。それが《世に来た》その貌として 人間イエスです。

 ▼ (ヨハネ福音14:6-7) ~~~~~~~~~~
 イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
 あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」
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