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哲学いろいろ

城島明彦(作家)の『ちょっとあぶない雑記帳』

もくじ→2004-12-29 - caguirofie041229

義経(1) 『怪し不思議の物語・番外編』 


 『裏・義経本』(主婦の友社)という本を最近出した。


 表紙は黒と赤と金。黒地に「裏・義経本」という題名がタテに赤の筆文字で書かれ、本にかけられた帯は金色。


 何とも強烈で、目立つ配色だ。


 一見、〝あぶない本〟(いわゆるアダルト本)のような感じがするが、中身は真面目。
 義経本はたくさん出版されているが、これほど奇抜な表紙はこれまでにない。


 内容もそれにふさわしく異色だ。(実際の表紙を見てみたい方は、 主婦の友社のホームページでどうぞ)


 兜(かぶと)をかぶった裸の義経が左手に持った扇で股間を隠している。右手はというと、次のことが書かれた帯を持っている。



 義経伝説の新見解


 ●プッツンして知人宅に放火


 ●実はブサイクな容貌


 ●建礼門院にまで手を出した!?


 ●壇ノ浦で三種の神器を失う大失態



 これらのコピーからわかるように、この本は〝義経に関する怪し不思議な話〟を書いた本なのである。