caguirofie

哲学いろいろ

もくじ→2005-02-06 - caguirofie050206

夢見がつづく

昨夜(6月6日夜)また ポーラの夢を見た。気は乗らないが 記録を欠かさないようにと。
どうも目覚めて ああ またかと思ったとき この同じ夢を二回か三回もこの夜に見たような気がした。しかも 内容をよくは覚えていない。つまり 記憶は断片的である。

登場人物は 明確な者としては ポーラとポールの二人である。
二人が 書店にいる。ビル街の交差点の一角 商業ビルの一階に書店がある。人出や車や街の音など はっきりしない。あるいは 二人とも気にしていない。本を探しているわけでもない。
二人が店の中にいたのかも 実際にはよくわからない。はっきり覚えているのは 書店のガラス窓の前の歩道に二人がいるところからである。言いかえると その前から 夢の事態は始まっていたらしい。
書店の中にいる誰かひとりが 二人は気になって この男を避けようとしている。だから 一たん外へ出て来たのかと思われる。慌てた様子ではない。男がだれであるかも まったくはっきりしない。どうしたものか これからどこへ行こうかと 二人で相談しているようである。言葉は 覚えていない。もしくは 声が聞こえていない恰好で 相談中という状態だけは現実に起こっているふうである。
要するに 動きは もうこれだけである。
二人のどちらから提案したのかはわからないが 一たん書店を離れて 街の一画をぐるりと回って ふたたびこの地点にやって来ようと言っている。いや 言っているのか 頭の中にそのアイデアがあるのみか よくわからない。ポールのアイデアなのか あるいは ポーラの頭に浮かんだその案が ポールの脳裡にそのまま反映しているのか。
まだ 次の一歩を踏み出すということはないのだが その街の一画を回るというとき この場所は都市の繁華街であるというのに 角を曲がると そこは 急な下り坂になっている。そして必ずしも建物があるのかもはっきりせず いったいどうなっているのか 下り坂の向こうのかなり先まで その書店の前の地点から見えている。坂の下りきった先で次の角を曲がる場所は なぜか 土が見えていて 木の柵が施してある。
このワン・ブロックをぐるりと回って来ればいいじゃない?とポーラが言ったような ただの空耳だったような・・・。
顔はわからない。目を見交わすということでもない。
この同じ夢をその前に一度 もしかするともう一度 この同じ夜に見たような気がする。つまりこれは なにかの事態の繰り返しではないかという感じがある。その場合 この歩道で相談中という場面から先へは 決して進んだという感覚はない。ただし 書店の場面から以前のことは なんらかの出来事が起こっている感覚があり気になる。なんで忘れたの? なんでそのとき目を覚まして 覚えておこうとしなかったの?と言われているようなふうあり。

要領を得ない夢ではあった。