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哲学いろいろ

日本も格差社会

バブル経済崩壊後の十年で 無業の若者は八十万人増えて二百十万人を超えた。
このうち就職活動もしないニートの大多数は高等教育を受けておらず 低所得世帯の割合も高まっており 日本社会の階層化の進展を象徴している。


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たしかに九十年代には無業者のいる世帯でも 年収が一千万円を超える場合は多く 九十七年には非希望型の23%を占めていた。それが〇2年になると14%に低下し 非希望型の無業者に高所得世帯が多いという特徴は消失している。
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玄田有史:若年雇用への視点(上) ニート 学歴・収入と関連 / 社会の階層化映す 《日本経済新聞》〈経済教室〉2005・04・13