caguirofie

哲学いろいろ

はてな質問:外国ラヂオ放送

memo2005/02/04

昨夜(二月三日) 夢を見た。ヘイポーラ物語。ポーラが我が家を訪れた話。
今は亡き我が父も母も健在であるところへ ポーラがやって来た。なにか違う用事があって わたしの妹かだれかを訪ねて来た。わたしは ふとんの中で寝ている。目を覚ましていた。なぜかまったく隔てのない部屋で 真ん中に立つ柱のみを隔てたところに 机があって(テーブルではなく どういうわけか 教室にあるような机があって) そこにかのじょは坐っていた。(現実の家ではない。床(ゆか)は なにやら 土間のようだった。)
どちらも(つまり わたしも かのじょも)互いの存在に気づいている。なにか用事を先に済まそうとしている。わたしは パジャマ姿の半身を起こして かのじょの方を見て けっきょくかのじょも そのわたしの視線にこたえた。
顔をあげると かのじょは まったく変わっていた。必ずしも老けたという変化ではなく 別人の顔であった。それでも 互いに 会釈をする。互いに 分かっているのである。そんな状態 情況が そのまま続いて 夢も途切れたわけではないけれど わたしの目が覚めた。ああ 何年振りかに かのじょの夢を それも ふたりが会うという夢を 見たと思った。
ことばを交わしたように思うが はっきりしない。なにか言おうとして――おそらく 相手の名前を言おうとして―― わたしは ことばが しっかりとは出てこなかった感じである。かのじょは まだ こたえていなかった。
顔は 全体に妙に間延びのしたつくりで 目は はっきりとした大きな目が 大きな低い鼻をはさんで 間に距離をおいて ついていた。口を結んだまま しかも 〔わたしのことを〕分かっているという表情を浮かべ こちらを見る。会釈もした。やや 口元がゆるんだ。
このくらいだろうか 記憶は。
(再録→2005-02-06 - caguirofie050206)