caguirofie

哲学いろいろ

#38

もくじ→2007-04-16 - caguirofie070416

第十三章d ふたたび 国家の問題

素粒子なる物体には スピン(回転の強さ)が 1/2(ないし半整数値)のものと 1(ないし整数値)のものとがあると捉えられている。重力を例にして かんたんに言って その媒体となるものは 1のスピン そうでないもの(つまり運動の基体のほう)は 1/2のスピンである。
わたしはいま 推測を――まったくの推測を――するわけであるが 整数値のスピンを持つ媒体(光・ウィークボソン・糊の粒子ら)は 重力と関係があるのではないか。そして この整数値という回転の強さは 個体・主体としての人間の――そして性としては男の――意志に関係するのではないか。女性が この整数値のスピンを持たないというのではなく 性としては女が 半整数値のスピンの粒子の運動を――自然本性として―― になってのように 弱い・強い・および電磁の相互作用の中に位置(運動)していると言えるのではないか。そのような気がする。もちろん これは 当たっていなくともよいのであり 社会的な力学をそう推測して素描してみようというに過ぎない。

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