#9
もくじ→2006-08-13 - caguirofie060813
《霞霏微》(その三)
われわれは 《知恵ある者を責め》えたであろうか。
人麻呂歌集・春の雑歌に先導されるようにうたわれる《鳥を詠む》《雲を詠む》《霞を詠む》等々の万葉集・雑歌を すでにうたいうるであろうか。
まずは
うちなびく春立ちぬらし わが門(かど)の柳の末(うれ)に鶯鳴きつ
打靡 春立奴良志 吾門之 柳乃宇礼尓 鶯鳴都
(巻十・1819)
という歌である。
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われわれは 《知恵ある者を責め》えたであろうか。
人麻呂歌集・春の雑歌に先導されるようにうたわれる《鳥を詠む》《雲を詠む》《霞を詠む》等々の万葉集・雑歌を すでにうたいうるであろうか。
まずは
うちなびく春立ちぬらし わが門(かど)の柳の末(うれ)に鶯鳴きつ
打靡 春立奴良志 吾門之 柳乃宇礼尓 鶯鳴都
(巻十・1819)
という歌である。