caguirofie

哲学いろいろ

#3

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漱石英詩註(その二)

ここで ふたたび英詩の世界に帰ることができる。次の詩を見よ。

白い衣のかのじょがひとり踊るにまかせるがよい
赤いバラをかざしてかのじょが歌うにまかせるがよい
ただし 白い服を着てひとりでだ 緑の大地に
ひとり バラの赤と衣の白のなかで


バラは手から捨てさせたがいい
赤と白のまだら模様
それらはかのじょから取り上げたがいい
かのじょが踊りおわるまで

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