Ile de Groix
Pays de Lorient - Morbihan
#10
――ポール・ヴァレリの方法への序説――
もくじ→2006-07-07 - caguirofie060707
ζ‐2
平田清明は 先にあげた水田と同じく 第四の意識と明確に 縁組みの成立を見て 対峙する地点にある。すなわち 認識・客観分析と 批判・主体的意欲との統合を見ることによって そもそも《時間》が衣替えされるという方向にある。
ただそこで もし強いて水田との相違をあげるとすれば 平田のばあいは 第四の意識と同等な位置に ぼくたちの情感の共同性をおいて――その点はぼくたちの認識と同じである――出発をなすという色彩を持つ点である。両者(水田および平田)とも 繰り返して述べれば マルクスにおいて 社会思想的実存と社会科学的認識との統一を見る方向にあるが 一方で水田が いわゆる神話といった幻想領域を脱ぎ捨てて進む《時間》的色彩を持つのに対して 他方で平田は そのような情感の共同性を合わせ持つ・少なくとも無視できないとするという色彩を――少なくとも日本において・段階的には――棄てない。
自公民推薦・現職敗れる 滋賀知事選 嘉田氏初当選
社民党推薦だそうだ。
これは あたらしい動きなのかも知れない。ただ一時的につむじを曲げただけかも知れない。