caguirofie

哲学いろいろ

Le Faou

Pays de Cornouaille - Finistère
: il faut flâner dans les rues et rejoindre la rue des Cendres pour admirer l'alignement des maisons en schiste et en granit ornées d'encorbellements du XVIe siècle. Au bout, l'église St Sauveur se reflète dans l'eau. Construit sur la rade de Brest, au fond de l'estuaire de la rivière, Le Faou classé au rang des plus beaux villages de France est le passage obligé pour rejoindre la presqu'île de Crozon. De l'autre côté de la rive de l'Aulne à voir aussi le village de Trégarvan.

#42

――ボエティウスの時代・第二部――
もくじ→2006-05-04 - caguirofie060504

§6 ローマへ *** ――事業論―― (42)

テオドリックは ゼノ皇帝から
東ローマ帝国の将軍の地位と称号を得たのち
宮廷で 華美な生活に浸っていた
ところへ
マケドニアのゴートの国の人たちから
呼び戻されたのである。
イタリアに進むべきだと。
国の人びとは
国王テオドリックの不甲斐なさ
を なじったのかも知れない。
あるいは すでにゴート人たちが
マケドニアの地で 不甲斐なくなっていたのを
テオドリックが 見捨てていたのかも知れない。
ともかく 問い求めていたかれらの事業に
就くことになる。
以来――いや その以前から――
皇帝論は 事業論の有力な一方式であり
資本一元論は
一元的な無限判断論および無限追究論の二つのもとに
文明を支配する方式となった。
われわれは この歴史を受け継いで
一つの場のうえに 立っている。
きみは
この企業論(無効)とも 会社論(有効)とも
言うべき一元的な資本関係論・質料関係論
に対して 新たな事業論を
構築しなければならない。
それは 密林に道をひらくようなものである。
しかし すでにわれわれの文学論は ととのった。
《すべての道は ローマへ通ずる》のなら
ローマへ われわれは
旅立たなければならぬ。
家庭論にもとづく事業論は 会社社会論であって
それは いまの優勢な企業種関係論を
一つの類関係移行論として 説くことである。
きみは すでに ルビコンをわたった
と思われる。

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