caguirofie

哲学いろいろ

勤勉の倫理など

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精神が精神を耕すことは 愛の行為である。
精神が 自己の自然本性をたがやすことは 愛の行為であり 文化行為である。環境自然をたがやすことを いづれかの時から おこなっている。第二の自然環境である社会 これを耕すことも 文化行為である。精神は これらの文化行為を知解する。
愛の行為として 意志によって 知解をとおして たがやしを繰り返していく文化行為は それが 持続的であるとき 勤勉と称ばれる。勤勉は 人間関係の中で 信用を得る。もしくは 勤勉と勤勉との関係が 社会の中味として 信用の関係を形成する。
勤勉が 知解行為の成果をもって 社会生活を展開するとき 産業を生む。勤勉関係は 生産手段をともなって 組織的な協働を作り出し ひろく交換と消費の制度的な形態へと発展してきた。
勤勉関係が つまりその信用関係が 貨幣による評価にかかわっていること自体に不都合はないであろう。分業つまり協業の問題だと考えられる。

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