caguirofie

哲学いろいろ

純粋社会学序説

#12

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 7a 補論――愛の実存の様式の多重性について―― 類としての《世界》――つまりその普遍性――の中に 民族=言語をひとつの単位として 種としての差異が存在することは 当然のことである。 …

#11

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 6 日本の情況における実存行為 この小論は 基礎理論である。処方箋を書くことが目的ではない。基礎理論の域を出ないどころか 随筆のようにつづっているかも分からない。 ではありな…

#10

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 5 《神》のいない情況での実存行為 大岡信は 《霧のなかから出現する船のための頌歌》において 非法の世界を さらに別のかたちで 次のように描いている。 たてがみは冷える 竹やぶは…

#9

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 3 《神》の系譜のもとでの実存行為 前の第三節に取り上げようとした立ち場も この系譜に入るのだけれど それは 先に別個に取り上げて 一つの消極的な前提とした。 さて 《世界》の概…

#8

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 2 法 / 非法 / 不法から成る概念としての《世界》 《世界》は 概念としては・つまり従って 実存行為としては 法と非法と不法とから成ると分析される。 たとえば 《実存としての労働…

#7

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第二章 《生産》としての実存行為 1 《法 / 非法 / 不法》の世界と実存行為 〔カインは蜥蜴のしっぽをまねび ・・・ アベルは血まみれ 砂地に浅く横たはる 遺骸は芽をふき 鴉がつつく〕 愛人は 腋の下から胯間まで 生…

#6

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第一章 《生産》としての政治行為 7 《神》のいないもとでの政治行為(その三) スサノヲの側において 従って それと対立する関係にあるという意味では アマテラスの側においても その両者の関係が―― 一段落としてで…

#5

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第一章 《生産》としての政治行為 6 《神》のいないもとでの政治行為(つづき) ここで ただちに 日本の社会に入る前に 前節からつづいて考えられる点を いま少し述べておきたい。 それは 西欧において いわゆる社会…

#4

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第一章 《生産》としての政治行為 5 ふたたび《神》のもとでの政治行為 前の二つの節において それぞれ重要な事柄をまだ述べていない。その点について まづ触れなければならない。初めに アマテラスとスサノヲの話に…

#3

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第一章 《生産》としての政治行為 4 《神》のいないもとでの政治行為 日本における《神々》のもとでの生産=政治=実存の行為領域を ここでは 《古事記》に拠って拾ってみることにする。カインとアベルの兄弟に対抗す…

#2

もくじ→2008-04-22 - caguirofie080422 第一章 2 《生産行為》の三つの領域 波うちぎは カインは蜥蜴のしっぽをまねび 本体はたちまち変身精子と化す 異人さんに運ばれて 新しい土地に繁殖 アベルは血まみれ 砂地に浅く横たはる 遺骸は芽をふき 鴉がつつく …

#1

――もくじ―― 第一章 《生産》としての政治行為 序:本日 《生産行為》の三つの領域:2008-04-23 - caguirofie080423 《神》のいるもとでの政治行為:2008-04-23 - caguirofie080423 《神》のいないもとでの政治行為:2008-04-24 - caguirofie080424 ふたたび…