caguirofie

哲学いろいろ

古事記・その史観

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十八章 アマガケリゆき 非存在をよそおう(天の石屋戸に身を隠す)存在に声をかけよう ――滅びる者には 死に至らせる死の香り すくわれる者には 生命を得させる生命の香り―― われわれも モノから成り立っているなら …

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十七章 継体ヲホド天皇は 正体不明であって その解き明かされないということによって その謎が解明された ――つづき:あるいはアマレークが意味表示する後退する民をとおして明らかに狂暴となり 私たちが約束の地に進…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十六章 継体ヲホド天皇のなぞにかんして 三世紀のウタの構造(歴史知性のあり方) ――最も低いものへの仲介者・最も高いものへの道を阻む者たるあの極めて不遜な霊がより多く支配権を持つような悪徳は 別の道をとおっ…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 (photo=葛城 一言主神社) 第十五章 攻防ののち 継体ヲホド天皇の出現のなぞ ――今まで自分の所有であった者たちを欺き そのアマガケル儀式によってかれらがいわば清められ いな むしろ惑わされ 溺れさせられるように…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十四章 五世紀における河内ワケ政権と三輪イリ政権との攻防 ――かれらは敬虔によって 天使(アマガケル精神)の存在を欲するよりも 高慢によって天使の能力を欲する―― ここで 次の百年つまり 第五世紀を考えて見なけ…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十三章 ウタの構造としての《ワケ》ないし《タラシ》 ――このような人びとを汚すのは とりわけ高ぶりそのものである―― 《その大后(おほきさき)オキナガタラシヒメノミコトは 当時(そのかみ) 神を帰(よ)せたまひ…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十二章 歴史知性としての《イリ》および《ワケ》と《タラシ》 ――人間は自己の権能を愛するとき 普遍的全体から 普遍性を奪われた私的な部分に滑り落ちる―― さて 縄文人的な歴史知性であった《ケヒノオホカミ》が イ…

             第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十一章 オキナガ氏とタケシウチノスクネとによる河内ワケ政権の蠢動 ――自分自身のチカラによってカミを観想しカミに密接に結合されるほど 浄められ得ると思っている人びとがある―― タケシウチノスクネに先導されてや…

             第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第十章 《永遠の現在》主義への改宗者・タケシウチノスクネ ――第二の死へおもむく人びとは たとい小部分であっても 生命の木(カミ)に触れ得た人びとである―― 《根子》の時間(労働・生活)の蓄積は その《日子》の時…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第九章 《オキナガ(息長)》というアマガケル《永遠の現在》主義なる歴史知性 ――第二の死の方向を転換する―― 《永遠の今》を表象して生きることが なにゆえ 死となるか。 永遠の今という時間動態を知ったということ …

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第八章 第四原則:いまの永遠にはとどまりえないこと ――復活したゆえに 第二の死へおもむく人びとがいる―― いま――第四章あたりから――オホタタネコ原点なる歴史知性の ミマキイリヒコ視点として社会の科学の考え方を模…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第七章 第三原則:いまが すくいの日であること ――いまが すくいの日である―― 縄文人の生活の中から 《時間》もしくは《わたくし》が生起して 弥生人が四次元の世界を対象化するにいたった。弥生時代(弥生人の生活様…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第六章 第二原則:社会が動くということ ――社会が動くということ―― 社会科学――あたらしい社会のあたらしい科学――が 模索されなければならないと言ったとき ここではその出発点を考察しているのである。すなわち自己還…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第五章 ミマキイリヒコ社会の第一原則:時間が生起したということ ――復活した人びとの共同体―― オホタタネコらの社会の原理にかんして さしあたってどのような内容(=形式)を措定しておくべきであろうか。 文献の歴…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第四章 《オホタタ根子》と《ミマキイリ日子》との社会 ――社会を知る すなわち 復活した自己をつくり変える―― オホタタネコの社会は ミマキイリヒコイニヱ(崇神天皇)の時代である。すなわち 復活したオホタタネコた…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第三章 余論――資本推進力としての生命の木―― ――かみを知る すなわち 社会を知る――話の出鼻をくじくようであるが この章としてひとつの余論を差し挟んでおきたいとおもう。 まずさらに前二章の整理から――。 すでに少し…

第一部  人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第二章 《根子‐日子》連関としてのオホタタネコ原点 ――自己が自己へ到来するとは どういうことか―― 人間は すでに誕生しているけれども かれが 人間として自己を知るという誕生について 問い求めようとしている。 いま…

第一部 人間の誕生

もくじ→2005-06-20 - caguirofie050620 第一章 オホタタネコ原点 ――かみを知る すなわち にんげんがおのれを知る―― 人ははじめに 自分たちを取り巻く自然を認識することから始めたかと思われる。あるいは そうでないかも知れない。そうであったかも知れない…

もくじ 第一部 人間の誕生 第一章 オホタタネコ原点:2005-06-22 - caguirofie050622 第二章 《根子‐日子》連関としてのオホタタネコ原点:2005-06-23 - caguirofie050623 第三章 余論――資本推進力としての生命の木――:2005-06-24 - caguirofie050624 第四章…