caguirofie

哲学いろいろ

2015-02-25から1日間の記事一覧

夏安居(第二章・下 完)

(港町ホルムズ) ヴァサンタセーナは 船の入港のうわさを聞いて 戸口に出て待っていた。数年前も このときと同じように ある夕刻 他の同じ女たちとともに 戸口に立っていた。その時 おれは 即座にかのじょを選んでいた。何にも増して 目が輝いており。深い彫…

ぷらぽクンへ

しゃべるタコツボが 人間として しゃべった。よ。 はじめて 何はともあれ心の――負においてだが――かよった発言が出て来たよ。 どう答えるか 思案中。 助言はあるかえ?もっとも最近の《やり取り》では わたしから《補足要求にも反応無しですから》と書いて 白…