2010-12-10から1日間の記事一覧
《ことだま》という言葉が日本語にはありますが わたしの場合にはそもそも初めには《事(こと)霊(たま)》であったろうと見ています。 何かの自然の現象や社会の事件といった《こと》として わたしにひらめきを与えたなら それは 事霊であったのではないか…
もう三十歳代のこと。修道院から どういうわけで出た来ていたのか 聞かずじまいだったが わたしは一度 虫の知らせで電話をかけたことがあった。
失敗に終わったファースト・キスのデートは その前に念入りの準備期間があった。この最後の逢い引きは 冬のことだが その前年の夏に とつぜん μ さんから電話があった。電話をかけてくるなどというのは 初めてのことだった。
わたし: Would you marry me? μ さん: I don't know.
(1) μ さんのまごころを見た。 (2) 《乗り換えます いいですか》と迫るμ さん。 (3) (上と類似のことがら つづく) (4) ファースト・キスのお話し。μ さんは 笑いが止まらず。 (5) ただし そのあと ふたたび μ さんのまごころを見た。ゆえに…
わたしは 十年間の交際をもって キスのときの言葉に代える意味で 無言だった。 ちいさく笑いつづけて 拒む姿勢を見せたので 一息(?)入れたが この時間は じゅうぶんに長く取った。 こうなったからには このファースト・キスをするか・しないかで もはや交…
ファースト・キス!?相当深い峡谷に沿った山道を進んでいると 空閑地があったので そこに車を止めて 一休みした。向かい側一面には 杉の林が茂っていたが 視界は開けている。外に出て のんびりしていたが なんとはなしに 二人のあいだに キスの問題が現われ…