caguirofie

哲学いろいろ

2010-12-09から1日間の記事一覧

マドモワゼル μ の物語〔 μ‐3〕

μ さんの話。 結婚申し込みに 否の返事を――しかも 《これからも 自由に遊びに来てください》との言葉を添えられて――受け取ったあと 結論から言えば かのじょは 三十歳を過ぎたあたりで 修道院に入ってしまいました。風の便りに知ったものです。 事情も知りま…

人間関係ということ(ただし恋愛の)〔 μ‐2〕

高校一年生の初夏。例の μ さんのお話し。 わたしがかのじょを好いているとの噂が校内に広がったころ。部活の仲間が 輪転機(旧いですね!)のある部屋で 印刷をしていたとき。μ さんが そのクラブの顧問の先生を伴なって あとから入ってきた。

いぢめ問題からひろがって

やはり小学生のときのことです。 腕白仲間が遊んでいたところ ある日ある時 仲間のあいだに 長が必要だと皆が思うようになっていました。多少 学力があったわたくしに 視線が集まってきました。言わず語らずに おまえがボスになれというものです。また いわ…

わたしが受けたいぢめ(5)

いじめをしかける者のこころは知らないが 仕掛けられたとき わたしは まず鈍感である。(《鈍感力》だとは思っていないが)。感づいてからは 相手と 相い対峙しているというのが よくある形態である。 幼稚な中にも 精一杯 対峙した事例を述べよう。 いつ頃…