2010-12-04から1日間の記事一覧
Je est un autre.と嘆くわたしとElle suis le même.と誇るわたしと
そのあわい 神の戦士としての微笑みと 父の息子としての恥ずかしみと のそのあわい たかとかえるとのそのあわい にふとすっぽりおさまって 無重力の遊泳でも意外とない 世界 にまんざらでもない鳥どもの交感を 見たと思っていた
遊魂 敵を愛すべし。・・・瞬間ごとに 僕らの魂は外部から与えられる。 (ポール・ヴァレリ:文学論) ああ この 行く河の 冥王の 流れは 星 絶えずして 暖光の しかも あふれる もとの 昼さがり 水にあらず 賽の よどみに 河原の 浮かぶ 寒風の うたかたは …