caguirofie

哲学いろいろ

26. このシガラミの中にあって 無効の有力でしかないそのやはりシガ
ラミたるゴミを――すなわちこのゴミは しばしば社会力学じょうの栄誉を
着せてもらってその地位に就き身を飾り立てている・つまり しばしばおご
り高ぶるゴミを―― あたかもみづからはアース役となって 呑み込みつつ
処理していくということ。

 

27. これが 名も無い一介の市民の完全に成虫した(つまり さとりを
得た)蝶としての社会的使命である。

 

28. 敢えて言えば そのときの《武器》は 《きよらかなおそれ》であ
る。根拠は 無い。

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この世には悪魔(サタン)が存在すると思いますか?

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1. 神は 絶対性です。

しかるに 悪魔は そうではない。

2. 絶対性が 人間のこしらえたもの(思考や想像の産物)であるはずがない。しかるに 人知のおよぶもので人為によってなるものなら うつろいゆき朽ちざるを得ない。

3. つまり 悪魔はうつろいゆく思いによって描かれたイメージであり観念である。

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PASCAL - Le cœur a ses raisons que la raison ignore

 

PASCAL - Le cœur a ses raisons que la raison ignore

 

 

 

★ 自我の意味がいまいちわかりません。
☆ 《 ego; das Ich; the 'I' 》ですから 《われ;わたし;わたくしなるもの;自己》のことだと思われます。

わづかに 《 alter ego: ほかのわれ;他己;他我》という言葉があって《他我》ともいうのでそれに合わせると 《自我》という訳語もありだと強弁するようです。しかしながら わたし=自己のほかに自我なるものがあるのではないです。

《わたし》が 世界の中にあって ものごとを知覚し整序して記憶し 知解において情報として取り上げさらに編集し そこから意志として欲するところを取捨選択しよいと判断したなら行動に移す。


★ 自分自身をコントロールするするのを「自我」というのでしょうが、
☆ というコトの事情は 上のような要素要因とその過程を言います。

 

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人間関係の単位体は 任意のふたりの二角関係です。

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回答№13

 

人間関係の単位体は 任意のふたりの二角関係です。



そこでは ふつう一般に《まなざしを上からそそぐ側とそれを受け留める側》とに分かれます。

軽くこれを《ガミガミ役とアース(接地)役》とよびます。

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インマヌエル坊や!!!

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 ▲ (カント:純粋概念のいわば胚芽と素質とは 人間の悟性に宿っている) 

1. 純粋概念のいわば胚芽と素質とは 人間の悟性に宿っている

2. それだから我々は人間の悟性を奥深くさぐってこれらの概念の胚芽と素質とを求めることになるだろう。

3. 純粋概念は かかる胚芽ないし素質として触発を待っているのであるが

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ブッダター(仏性)は アートマン(霊我)と同じであり ブラフマンなる神の霊性を言う

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 1. ブラフマニズムは 梵我一如を打ち出した。

梵:ブラフマン(神性)
我:アートマン(霊我)

ブラフマンなる宇宙の主宰神が その霊性において われなる人の――自然本性を超えたどこか《非思考の庭》に――アートマン(霊我)としてやどるというその一如。

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コムロケイをどう社会の中に受け容れるか?

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 1. 世の中の三分法で捉えてみて:

《ユヅリアヒの精神を生活の中でだいたい実行している》について 
同感と共感(浮動層)と反感とに分かれているなら 
おおむね平らかであると考えられる。


2. コムロケイおよびマコ――そういったモデルとして――は 三分の一どころか一割にも満たない《反感》派が いま猛威を振るっている。いまひとつのヰルスだ。

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神をめぐる人間の忖度について

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 1. 経験的で有限な相対存在は 絶対性を凌駕し得ない。なら 絶対性なる神は 相対存在たる人間にとって その《根拠》である。

2. だが 神と人との間には 絶対の隔たりがある。この隔たりを 人間がその想像力によって難なく超えた〔世界を思い描いた〕としても その想像と思考には 根拠がない。イマジネーションの域を出ない。

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